私はヘビーメタル歴35年です。昔からどうしても聞きたいアーチストのアルバムを買うときは必ずデビューアルバムとライブ盤を先に購入するほうがいいと先輩から教えられた。それで気にいったら今まで出たアルバムを大人買いをし1枚1枚丁寧にそして舐めるように、ただひたすらに聞くんだと。今もそれは守っている体験上理にかなっているからだ。
だけどベスト盤だけは買わないのである。どうも事務所やレコード会社の商業的ペースに乗せられ感が強く買いたくないのである。今はYouTubeや早い段階でDVDが発表されるのでそれはそれで楽しめばいいが、やはり基本は音源から聞くことをお勧めする。
今一番私が大好きメタルユニットBABYMETALのライブ盤は本当に皆さんに聞いてほしいおすすめの1枚である。先程からもビジュアル先行でDVDでもかまわないが、耳だけでも十分BABYMETALのパフォーマンスが想像できるのである。ここなんですよDVDとの違いは。聞いて想像しまくる、その後にDVDを見れば2度美味しいですよ。マジおすすめです。
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LIVE AT BUDOKAN 〜 RED NIGHT〜ライブ アット ブドウカン 〜レッド ナイト〜
BABYMETALファンなら聞くべき日本武道館でのワンマンライブ音源であるLIVE AT BUDOKAN 〜RED NIGHT〜は2015年にリリース
このライブ盤を創ったプロデューサーそしてエンジニアは的を得てるよ。よほどBABYMETALいやヘビーメタル全体を知り尽くしてないとこの絶妙なアルバムサウンドは作り出せない。
おすすめ理由その1神バンドのサウンドと音創り
サウンドチェック風景
メタル歴35年の私がおすすめと言う以上なぜこのライブアルバムがいいのかを説明できる範囲で頑張ります。まず通常アルバムだと大まかな話メタルはメタル風レゲエはレゲエ風と今まで創ってきたアルバムの延長戦であればいいがライブやコンサートは全然違うものらしい。
スタジオでは生まれないプレイやMC、会場の緊張感が伝わってこないといけない、各楽器の録音バランスやマスタリングの難しさもある。正直なところ、カラカラに音が渇ききった失敗ライブ盤も珍しくない。
バックを務めるテクニシャンの集まり神バンドの音のバランスが上手い。ギターバッキング粒が揃い過ぎはあるが(海外のライブ盤は結構雑,でもそれも味)ベースは音色もしっかりしているしソロも音の輪郭がはっきり聞こえる、ドラムは言葉にすると難しいがバスドラのボコボコ感はないしスネアーもテェーンではなくバーンとなっている数種類あるシンバルの音色の違いまでよく分かるさすがメタルを心得ている。
CDでも各パートの音の収まり具合はとても良いがライブ盤で観客との空気を乱さずすっきり収まっているのはチーフエンジニアの力量だと思います。
若い頃は積極的に口コミで良い録音をしているだろうライブ盤を探し求め聞いたが、DVDやYouTubeがある現在は止めてしまった。がやはり耳だけで聞き取ろうとする力こそが自分自身本当に好きな音の目安にもなるので是非始めは音源だけ聞くのをおすすめする。
おすすめ理由その2SU-METAL、MOA-METAL、YUI-METAL3人の息使いまで聞こえる?
SU-METAL、MOA-METAL、YUI-METALの3人のパフォーマンスは素晴らしい.
正直な話DVDとかで映像を先に見てしまうと音源のみじゃ物足りなくなるかもしれない。それはよくわかるのです。だって目と耳で聞いた後で視覚的効果を取っちゃうわけですから。耳だけで聞くというのは、それだけ音に集中できるということであり聞こえなかった息使い感じなかったフレーズや観客の声やホールの規模まで音で感じ取れるようになります。
まぁどっぷりYouTubeに慣れてしまった後では難しいかもしれませんが、このBABYMETALのおすすめ盤LIVE AT BUDOKAN 〜 RED NIGHT〜ライブ アット ブドウカン 〜レッド ナイト〜は是非CDで聞いていただいて新たなBABYMETALを発見してもらいたい。
まとめ
私の聞き方はヘッドフォンです。それもちょっと高級な低音重視のものを使ってます。利点は周りの雑音が入らないこれにつきます。できれば家にスタジオやオーディオルーム、高級アンプやスピーカーがある方は目の前でBABYMETALを音源のみで聞いてください。素晴らしい世界が待ってますよ。
おすすめ理由が分かっていただけただろうか。私は特別な耳を持っていません。若い頃から聞き取ろう聞き取ろうとする聞き方をしてきたので、癖だと思います。そうするとライブ盤はアーチストと客との一進一退の多分、録音もされようもない聞こえてないかもしれない息使いを感じることができるのです。SU-METAL、MOA-METAL、YUI-METALの息使い、きっと感じますよ。
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