日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」のアニメ特集「夏のスーパーアニメ祭り」が放送されました。
このスーパーアニメ祭りは、3つの構成に別れています。
第一弾:『未来のミライ』公開記念 2週連続 細田守監督SP
第二弾:「3週連続 夏はジブリ」と題して、スタジオジブリ作品を3週連続で紹介しています。
1、2週目は宮崎駿監督作を特集しました。
8月10日に「ハウルの動く城」、そして17日に「となりのトトロ」をノーカットで放送されました。
3週目の24日は森田宏幸監督による冒険ファンタジー「猫の恩返し」を本編ノーカットで放送されています。
第三弾:スタジオポノック長編映画第1作「メアリと魔女の花」を8月31日にテレビ初放送!
この第三弾企画は、スタジオポノックの新作「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」が8月24日に公開されることを受けてのスタジオポノック第1作目の地上波初放送となったようです。
このメアリと魔女の花について、米林監督は以下のようにコメントされています。
「僕が3年前にメアリを作ろうと決めたときとくらべても、混乱と不安は今も変わらずに世の中を包んでいるように感じます。メアリのように転んでも転んでも立ち上がる強い気持ちは今こそ必要だと思います。変わりたいと思う全ての人のために作りました。メアリとピーターの冒険をゆっくりテレビでお楽しみ下さい!」
引用元:アニメハックpowered by 映画.com
今回はこの、メアリと魔女の花の金曜ロードショーの視聴率、地上波初放送の感想などについてまとめていきたいと思います。
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メアリと魔女の花の基本情報
出典:https://fsharephim.com/movies/mary-and-the-witchs-flower/
この「メアリと魔女の花」はいったいどんな映画なのでしょうか。
ジブリのように見えますが、制作はスタジオジブリではないようです。
メアリと魔女の花の基本情報について調べてみました。
この「メアリと魔女の花」という映画は、2017年の7月8日に全国公開されました。
「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)、「思い出のマーニー」(2014年)で知られる米林宏昌監督がスタジオジブリを退社してから初めて手がけた作品だそうです。
英国の児童文学が原作となっているそうで、偶然に魔法の力を手に入れた少女の活躍を描いたファンタジー作品となっています。
この作品について、「魔女というより、魔法についての物語。宮崎駿監督なら絶対に反対した企画」と米林監督はコメントされていました。
2018年の2月1日までの累計データを調べてみましたので以下にまとめておきます。
最終の興行収入:32.9億円
累計動員数:256万2575人
映画公開1周目の動員ランキングは2位という結果に終わったようです。
その初動は、先週公開の「パイレーツオブカリビアン 最後の海賊」に負けて2位だったそうですが、同時期の公開の映画の中ではトップだったようです。
客層の男女比:42.1対57.9
客層の年代別:13-19才14.1%、20代29.8%、30代20.9%、40代15.5%、50代11.7%
鑑賞の理由:「ジブリ出身の監督作品だから」57.2%、「米林作品が好きだから」21.3%、「スタジオポノックの初長編だから」19.3%
声優陣
<メアリ> 杉咲花
<ピーター> 神木隆之介
<マダム・マンブルチューク> 天海祐希
<ドクター・デイ> 小日向文世
<赤毛の魔女> 満島ひかり
<フラナガン> 佐藤二朗
<ゼベディ> 遠藤憲一
<バンクス> 渡辺えり
<シャーロット> 大竹しのぶ
メアリと魔女の花の感想は?
メアリと魔女の花をすでにみた人たちの感想を以下にまとめてみました。
感想を見てみると結構酷評が多いのはジブリの過去の偉大な作品とどうしても比べられてしまうからなのかもしれません。
- 可も不可もなく無難な仕上がりといったところ。
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に大差をつけられての2位発進で、大ヒットとも大コケともいえない微妙なスタート
- どうもどこかで観たことのある展開やキャラかぶり・・・映画館で寝てしまった
- ヒーローのピーターのインパクトがない
- 純粋な気持ちになれる
- マーニーが良かったので期待していたけれどよくなかった
- ジブリジブリしすぎて、ジブリの過去の作品のコピペに力を入れすぎている
- ジブリの王道を行っている
- 盛り上がりがあまりなく、盛り上がりを待っているうちに終わってしまった
- 声優の面々が豪華
- 杉咲花と神木隆之介の声がかわいい
- 米林監督は「宮崎駿や高畑勲ら師匠を超えるつもりで作った」と言ってたが、二人の背中はまだまだ遠い感じがした
- ジブリの制作部門が解体してしまったのでもうジブリは見れないと思っていたので、この懐かしい作風を見れたのは嬉しかった
メアリと魔女の花の視聴率は?
金曜ロードショーでは、ジブリの作品が結構あります。
今回はアニメ特集でジブリ作品が放送されましたが、夏休みということもあり、高視聴率がとれるからという理由もあったのではないでしょうか。
金曜ロードショーで地上波初放送となるメアリと魔女の花の視聴率はいくらだったのでしょうか?
この記事を書いている地点ではまだ放送されていないのでわかりません。
しかしアニメ特集としてすでに3作のジブリ映画がこの夏休みの間に放送されましたので、それぞれの平均視聴率を調べてみました。
8月10日 ハウルの動く城:14.5%
ハウルの動く城 過去歴代の視聴率
2006年7月21日 32.9%
2008年10月3日 18.7%
2010年7月16日 19.2%
2013年1月4日 11.8%
8月17日 となりのトトロ: 14.0%
となりのトトロ 過去歴代の視聴率
1989年4月28日 21.4%
1990年3月30日 23.2%
1991年7月12日 20.3%
1994年7月15日 22.2%
1995年12月22日 18.1%
1998年6月26日 21.7%
2000年6月23日 21.1%
2002年8月2日 20.9%
2004年7月23日 23.0%
2006年7月28日 22.5%
2008年7月18日 17.6%
2010年7月23日 20.2%
2012年7月13日 18.3%
2014年7月11日 19.4%
2016年11月4日 14.2%
8月24日 猫の恩返し:12.2%
猫の恩返し 過去歴代の視聴率
2005年8月26日 17.5%
2008年7月4日 12.2%
2010年10月22日 11.6%
2013年7月19日 15.3%
2016年11月18日 12.4%
今回も3作すべて見事に高視聴率を叩き出しています!
となりのトトロはすでに16回目の放送となっているそうですがいまだに根強い人気を誇っているのがわかりますね。
若い視聴者のテレビ離れが進む中、いまだに14%を叩き出す人気の映画として君臨しています。
この過去の視聴率から、地上波初放送となるメアリと魔女の花の視聴率を予想してみました。
メアリと魔女の花の視聴率予想は、ズバリ13%から21%くらいだと思います。
金曜ロードショーのジブリの過去の作品はどれも高視聴率をたたきだしていますし、今回は地上波初登場ですので映画を見逃した方もみてみたいでしょうし、高視聴率が取れると思われます。
まとめ
今回は、地上波初放送となる、メアリと魔女の花の金曜ロードショーの視聴率と感想などについてまとめていきましたがいかがでしたでしょうか。
正確な視聴率はわかり次第追記します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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